2024年3月4日月曜日

あわわプロジェクト 第1回FS実施!

2024年2月21日(水)にあわわプロジェクトの第1回フューチャーセッションを行いました。


あわわは、タウン誌『あわわ』や、大学生・高校生向けの就活雑誌、小中高生向けにおしごとを紹介する本のほか、子育て世代向けのフリーペーパー『WIRE』、郷土誌『めぐる、』を発行する出版社です。情報発信のほか、様々なイベントも開催し、徳島の地域活性化に貢献しています。




その中でも今回あわわがミラトクで大学生の力をお借りしたいのが、高校生向け就活雑誌『PILOT』の企画制作です。あわわの制作メンバーは全員大人なので、「高校生たちがどんなことを知りたいのか」「どんなコンテンツなら高校生に刺さるか」は手探りの状態。そこで、私たちよりも高校生に近い感性を持った大学生の視点から、企画を作ることでより高校生が楽しめるコンテンツを実現できるのではないかと考えました。ミラトクチーム担当の特集1P分を、みんなで制作していきます!



編集部でまずは企画の骨子を作り、ミラトク参加者の大学生チームにブラッシュアップしてもらうことにしました。草案としては「ミラトクの大学生と、高校生の座談会」。ミラトクの大学生と、現役高校生の座談会を開き、そのハイライトを雑誌に掲載するという方向になりました。そんな企画の原案を持って、いざミラトクフューチャーセッション初回に挑みます!




今回のフューチャーセッションはzoomで実施。あわわのファシリテーターの高木さん、ミラトク事務局の谷藤さん、徳島県から大前さん、そして大学生3人が参加しました。自己紹介のあとは、『PILOT』の概要と、この雑誌に込められた思いについてお話ししました。その後はいよいよ本題の座談会の企画に進みました。


まずは、座談会のメインのテーマである「座談会を通して高校生に伝えたいことって何?」という問いに対して、アイデアを共有しました。「フットワークを軽くして、様々な場所に一年生の時に出掛けた方がいい。自分は3年生でフットワークの軽さの大切さに気付いたけど、1年生の時から気付いていたらもっと有意義な大学生活を過ごせたと思う」「自分には無理だと諦めずに、興味があるなら気軽にトライすることで、次のハードルが下がることを学んだ」「考えるより前に行動することも大事だけど、行動の前の自己分析もとても大事」など、大学生メンバーが体験を通じた学びを言語化してくれました。どの意見も彼らの経験から生まれたものなので、説得力があり、早く高校生に伝えたい!と期待が高まりました。


また、参加学生の一人から「僕たちは比較的課外活動などを熱心にしているタイプなので、初めからこのような話をしていたら引いちゃうかもしれません。もっとライトな話題も織り混ぜるのはどうでしょうか」とアイデアをもらい、座談会を前半・後半に分けることに。前半では、「PCの購入について」「大学生の遊び」「通学の服装」などの話しやすい話題からスタートすることになりました。こちらも、高校生の感覚を分かっている大学生ならではの視点で、とても参考になりました。





座談会の流れがまとまったところでフューチャーセッションは終了。いよいよ次回は、高校生を交えての座談会です。高校生からの質問に答え、座談会参加者にも、『PILOT』の読者にも有意義な場となるように頑張ります!