2022年12月16日(金)、オンラインにてFS 3回目を開催しました。
参加者は徳島大学2名、徳島文理大学2名、丸本担当者、チャレンジサポーターズ、ミラトク事務局担当者の7名参加。
前回丸本本社への訪問から約2ケ月間、学生たちがそれぞれに再度取り組む内容について検討を行った経過を発表しました。
今年度の丸本プロジェクトは2テーマに取り組み、
①「若い人材への魅力的なアプローチ(=リクルート)」と②「若い世代向けへの阿波尾鶏の販売促進」についてメンバーで考えています。
FSの最初に、ファシリテーターであるNPO法人チャレンジサポーターズの里見さんから、販売促進についてマーケティングの基礎知識を紹介いただきました。
商品開発は単にレシピを開発するだけでなく、
ターゲット・プライシング・コンセプトを決めて、商品ストーリーや売り場イメージを提案することが重要です。商品を作ることはできても販売することは難しいことを基礎知識として知ってもらい、今後の提案に役立てていただきました。
そして、いよいよ学生からの発表です。
まずは、①「若い人材への魅力的なアプローチ(=リクルート)」チームの発表です。
現状では、就職活動をする学生向けに、働き方と生活のワークライフバランスのモデルとなる新人社員の協力を得て取材させていただき、丸本さんの職場の状況や住居環境(福利厚生)、海陽町の魅力などを紹介するフライヤーを作成することを検討しています。
・どのようなコンテンツになるのか?
・どこで活用する、配布するのか?
・写真素材は、取材なのか、提供なのか?
・今後の製作日程やスケジュール
などを打ち合わせしました。
次に、②「若い世代向けへの阿波尾鶏の販売促進」チームの発表です。
徳島文理大学の学生が主に取り組んでおり、
1. 冷凍手羽先餃子
2. ご飯のお供
3. 生茶漬け
4. 阿波尾鶏せんべい
について、それぞれのアイデアを発表しました。
商品開発は、冒頭の基礎セミナーでも紹介したように、商品化するのも様々な課題があり、さらに売れる商品をつくるとなると相当ハードルは高いです。特に、丸本さんは阿波尾鶏のメーカーとして約200億円の売上がある企業であり、商品化の基準も高いです。
そのようななか、学生たちもそれぞれでネット調査を駆使して様々な提案をしていただき、商品化が可能かどうか?どこで、どのように、いくらで販売するのか?などを時間の限り打ち合わせしました。
今回は参加できなかった学生のなかにも、デザイン関連に取り組んでいる学生もおり、
商品化の際のパッケージデザインや、就職活動で親しみが持てるような阿波尾鶏のLINEスタンプなどのアイデアを出している学生もいます。
残り2~3ケ月のなかで、どこまでの提案ができるのか?
学生たちのチャレンジを見守ってみてください。
また、今回のFSの様子をグラフィックレコーディング(グラレコ)を製作している学生がいるので、グラレコを参考にみてください。
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