2022年12月13日火曜日

四国放送プロジェクト 第1回FS開催しました!

 2022 年12 月6 日(火)、四国放送プロジェクトのFS1回目を実施しました。

今回は、参加学生がすべて四国大学の学生ということもあり、開催は四国大学の学内の教室で実施しました。





ファシリテーターは藤井教授、学生は男性6 名、女性5 名の合計11 名、四国放送からは4 名の社員の方で、まずは初顔合わせの自己紹介から始まりました。

学生の趣味は「アニメ・まんが」が多く、男性は加えて「ゲーム・クルマ」、女性は「インスタ・カフェ巡り」等でした。


まずは、アイスブレイクの定番「絵描きゲーム」で緊張をほぐし、本題のテーマである「四国放送アプリについて」説明・意見へと進んでいきます。






まずは、四国放送の原さんより「四国放送アプリ」の説明から。

テレビ・ラジオ業界の現況説明、若者離れが進む問題を解決するために、開局70 周年の節目にアプリを開発。

今年の8 月1 日にローンチし、同時にWEB ページも刷新、コンテンツの中には、ニュース動画、ライブ配信で台風・地震災害情報、コロナの情報等も配信。また、テレビ番組「ゴジカル」、ラジオ番組等でクイズを出し、アプリで回答し、ポイント・プレゼントをもらえるコンテンツも。その他クーポン・イベント・天気情報等。アプリの機能・コンテンツの一通りの説明後、アプリの評価をする上での各指標の説明に進んでいきます。





一番の目標であるダウンロード数…順調に増加、会員登録の割合も非常に多いとのこと。

特に11 月にDL数が大幅に増加したのが、5 日6 日の「たぬき祭り」で、自動車が当たるイベントでの応募をアプリからのみにし、その場でDL を促したのおかげとのことでした。系列のアプリ(10局)の中でも期間DL 数が2 位と優秀な結果となっています。

その他、DAU・アプリの属性(性別・年齢等)等の説明していただきました。





次は、学生の方に「四国放送アプリ」に対する意見を聞いて行きます。前もって、学生には、アプリを自身のスマホにインストールしてもらい、1 週間程度使ってもらっています。賛否両論の意見を一部抜粋で。

・現在のアプリ(スマートニュース・天気アプリ)で事足りるので、「四国放送アプリ」は使わない。ローカルニュースも興味はあるが、アプリを開いてまでみない。

・コンテンツ(クーポン・プレゼント・ポイント交換)等、1 回見て終わってしまい、2 回目を開く興味がない。

・興味あるコンテンツ(ニュース・天気予報等)が充実しているが、認知度が低く、存在自体知らなかったので、今回参加していなければ、ずっと知らないままで終わっていたと思う。

・学業以外に部活、バイトと忙しい学生にとって、「tiktok」「Youtube」のようにスキマ時間でも魅力的なコンテンツが必要と思います。





総じた意見としては、「四国放送アプリ」に関して

1. テレビCM 等での広報活動はしているが、若者自体テレビ離れが進んでいるので、アプリの認知は届いておらず、若年層のダウンロード等も増えていない。

2. 若年層にとって他のアプリにはない、魅力的なコンテンツは入っていない。



2 について、新規コンテンツは、費用的にも・時間的にもすぐには取り掛かれないので、次回FS については、1 の「四国放送アプリ」の若年層への認知を広げるための施策を課題とすることになりました。