2022年11月19日(土)、阿波晩茶プロジェクトのFS1回目を行いました!
第1回目となる今回は、上勝町の「一般社団法人上勝阿波晩茶協会」さんまで伺ってきました!
引用:https://r.goope.jp/k3k2awabancha/info/3750303
皆さんは、阿波晩茶を飲んだことはあるでしょうか?
『上勝阿波晩茶』は、徳島県の中央山間部に位置する人口約1500人の町・上勝町で、自家用として代々伝えられてきたお茶です。
乳酸発酵しているのが特徴で、少し酸味を感じます。やさしい口当たりでカフェインが極めて少なく、子どもから年配の方まで安心して飲むことができます。
そんな希少価値が高いお茶を作っている農家さんを取りまとめる役割を担うのが『(一社)上勝阿波晩茶協会』です。
阿波晩茶プロジェクトでは、協会と学生が一緒に「上勝阿波晩茶を未来につなぐためには、どうすればいい?」ということについて考えていきます。
協会に到着して、まずは代表の高木さんと阿波晩茶についてのヒアリングタイム。
上勝の使われなくなった家屋を再利用しているという事務所に入ると、ふわっとお茶の香りとほのかな酸っぱいにおいが香ります。
この日は茶葉の選別作業を体験させていただくため、たくさんの茶葉を用意していただいていました。
協会代表の高木さんは、元々は徳島市生まれ。なんと阿波晩茶とのゆかりは無かったんだとか。
東京でのサラリーマン時代を経て、地元・徳島で開催される農業研修に参加され、そこで偶然上勝阿波晩茶に出会い、師匠へ弟子入りし農家へ転身を図られました。
元々晩茶農家でない人が参入するのは極めて珍しいことだそうです。
上勝阿波晩茶を未来に繋ぐため、2018年に協会を設立し、町内でもトップクラスの生産量を誇る農家としても活躍中です。
談笑しつつ、阿波晩茶についてヒアリング中。
ヒアリングの後は、実際に阿波晩茶の選別作業を体験!
手作業で茶葉・茎・不要物を選別していきます。
阿波晩茶の選別作業中!
茶葉と茎に分けます。葉はもちろん、茎も茎茶として違う風味を楽しめます。
一部分ではありますが、阿波晩茶作り体験を通して作り手の手間と想いを感じとることが出来ました。
次回は12月4日(日)に徳島市内アクア・チッタで開催される「上勝阿波晩茶祭り」にメンバーと参加します。昨年は約3500名の方にご来場いただき、全ての晩茶も完売御礼となった一大イベントです。
阿波晩茶の認知を広げるため、好きになってもらうためには、何が出来るか?どんなことが効果的か?・・・若者の目線から会議を重ねて考えていきます!